経営者・専門家のチェック

原案のチェック

就業規則や、従業員ガイドブックの作成には時間がかかるものです。長期間にわたって作成の取り組みをしているうちに、いつの間にか規則やガイドブックの完成そのものが目的になってしまい、当初の目的が忘れられてしまうといったケースもよく目にします。常に「なんのために作成しているのか」「就業規則や従業員ハンドブックに期待していることはなにか」という当初からの目的を振り返りつつ作成していきましょう。


原案が完成したら、その内容をチェックします。
就業規則チェック項目

誤字・脱字がないかといった基本的な点はもちろん、条文の参照(「○○については第○条○項の定めに従う」といったリンク)に不整合はないか、また内容は理解しやすいかといった項目をチェックしていきます。
法律的な問題がないかや、会社のリスクヘッジという点で「もれ」がないかについては、就業規則に習熟した社会保険労務士や、弁護士、外部のコンサルタント等に依頼するのが確実です。(わたくしごとですが、筆者事務所でも就業規則チェック等について承っておりますのでぜひご活用ください)
最終的には「従業員が読む」ということを想定しているものですので、作成プロジェクトに関わっている従業員はもちろん、それ以外の従業員の一部にも読んでもらい、内容に不明確な点や疑問点などがないかチェックしてもらうとよいでしょう。
こうしてフィードバックを得た内容を基に、再度文章内容のブラッシュアップを重ね、より「役に立つ」「目的に沿う」就業規則・従業員ハンドブックに練り上げていきます。
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