
支払う金額に見合う「メリットのある」退職金ですか?
本当に上記のような理由で退職金制度を設けているとすれば、それは会社資本の無駄遣いであるといってもよいでしょう。経営における出費とは、(CSR活動の一環として行われる社会貢献活動やボランティアのようなものですら)それが最終的に会社の利益に結びついて初めて正当化できるものです。退職金の制度を一度設ければ、従業員が退職する度に数百万円もの出費が生じることになりますが、上記のとおり退職金の制度は必ずしもなくてもよいのですから、退職金制度を設けるのであれば、会社の「リスク(出費)」に見合うメリットがなければならないのは当然のことです。 弊事務所では退職金制度が果たす労務管理上のメリットと支払う金額がきちんと見合っていて初めて退職金制度を作成する意味があると考えています。 |
堀川社会保険労務士事務所は次の点でお役に立てます。豊富な経験と事例を基に、労務管理上のメリットが期待でき、「会社経営の役に立つ」退職金制度設計のお手伝いします。 |