そもそも就業規則とは? 就業規則とは、会社や従業員が守るべきルールを定めたもので、よく「会社の法律」や「従業員との契約書」などといわれます。 どのような業種の会社であれ、ビジネスを行うにあたっては、取引先との間で商品や材料の仕入れ価格や、数量、納期などについて日常的に様々な「契約」を行っているものと思います。取引に際しての約束事や、約束が守られなかった場合のペナルティーなど細かく取り決めて「契約書」という形の書面として取り交わしておくことにより、「トラブルを未然に防止」し、お互いに安心して業務を行うことができます。 人を雇うことも同様にトラブル防止のための「契約内容を示した書類=契約書」が不可欠であり、これにあたるのが「雇用契約書」や「就業規則」ということになります。 雇用の際の労働条件は人それぞれ個別のもの(例えば給与の額や業務内容は人によって異なります)ですから、一人ひとり「雇用契約書」の中で事細かく定めることも可能です。しかし、会社には多くの従業員がいるのが通常ですから、一人ひとり詳細な契約内容を取り決めていたのでは非効率で、また従業員の人数によっては事実上不可能です。そこで、効率的、画一的に労務管理を行うために、その事業所の全ての 従業員に共通する(一般性を持つ)ルールを「就業規則」という形で定めておくことになるわけです。 |
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